お腹の中にいた頃の記憶「胎内記憶」を持つ子どもは、およそ3割いるそうです。これは胎内記憶研究の第一人者、池上明先生により明らかになっています。今回は胎内記憶の聞き方と、実際に語っている子どもたちの様子(動画)をご紹介します。驚きの連続です!
「胎内記憶」を語る子どもたち
女の子 2歳
母:お母さんのお腹の中にいるときどうだった?
子:気持ちよかった
母:お腹の中はどうなってた?
子:お水いっぱいになって気持ちよかった
母:中は明るかった?暗かった?
子:暗かった
母:お腹の中にいたときどうしてたの?
子:こうやって(下を向いて体をまるめる)
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男の子
母:どうやって産まれてきたんですか?
子:9個の穴があって、その中に誰のお母さんかの印があって「お母ちゃん(自分の)」の印があって産まれてきました。
母:自分で選んだの?
子:うん。
母:どうして「お母ちゃん」にしたの?
子:9個穴があって、9番にした!
母:だからお母ちゃんは9月生まれなのかなぁ。
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女の子 2歳
子:見て!産まれたの(空を指差しながら)
母:産まれたとき、こんな感じだったの?お空の感じ?
子:うん。赤ちゃんのとき、怖かったの。走ってたの。
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男の子 2歳
母:お母さんのお腹の中にいたときのこと覚えてる?
子:覚えてる
母:どうだった?
子:じゃありゃりゃあ〜ドゥドゥドゥドゥってして・・・
母:お母さんのお腹の中にいる前は、どこにいた?
子:ホンダにいた。ホンダの車の中にいた。
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「胎内記憶」は3歳の誕生日頃に聞くといい
胎内記憶を聞くときは、3歳の誕生日頃がいいそうです。話し始めたばかりの2歳頃だと、「わからない」「知らない」と応えるのが面倒になる子もいるんだとか。諸説ありますが、胎内記憶は3歳を過ぎると消えるといわれているので、3歳を迎える誕生日頃がベストタイミングです。
「胎内記憶」を聞き出す3つのコツ
1、「どうだった?」などざっくりした質問にする
大人から「暗かった?」「寒かった?」など具体的なワードを出してはいけません。子どもが持っている胎内記憶と混同させてしまいます。「お腹の中はどうだった?」などざっくりした質問にするようにしましょう。
2、リラック状態のときに聞く
ベッドやお風呂の中など、子どもがリラックス状態にあるときに聞くようにしましょう。子どもが安心して記憶を語るきっかけになります。
3、全てを受け入れる
子どもがどんな答えを言っても否定をしてはいけません。「お腹の中は寒かった」と言われたら「本当?温かかったでしょ?」などと否定せず、「そうなんだ。」と受け止めるようにしましょう。
「胎内記憶」がテーマのドキュメンタリー映画が衝撃的!
胎内記憶についてもっと詳しく知りたい方は、ドキュメンタリー映画『かみさまとのやくそく ~胎内記憶を語る子どもたち~』をご覧になってみてください。お腹の中の記憶を語る子どもたちを撮影した、完全ノンフィクション映画です。
いろんな子どもにインタビューしていますが「産まれる前は宇宙(空)にいた」「大仏のような神様がいた」「上からお母さんを選んだ」「すべり台を降りて産まれた」など共通点がたくさん出てきます。予告編だけでも衝撃です。
映画『かみさまとのやくそく ~胎内記憶を語る子どもたち~』予告編
胎内記憶は何度も聞かず「1度」だけにした方がいいと言われています(何度も聞くと、ふざけてウソを言うそうです)。我が子の貴重な瞬間を、一生の思い出として動画で記録してみてはいかがでしょうか。
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