これを外しては語れない、過去のアフレコCMの超名作
今では、飲食店を始めとしてヘアサロンやエステなど
数々の店舗で使えるクーポンを集めたフリーペーパとしてなじみ深いホットペッパー。
このフリーペーパーが創刊された当初、まだ知名度が低かった状態で、
私たちに衝撃を走らせたテレビCMは大きな話題を呼びました。
それは、海外映画やドラマのワンシーンのようなシリアスな場面で、
とぼけた男性の関西弁のアフレコが入るというもの。
味のあるアフレコのセリフ回しと、
真剣に演じている海外の役者さんとのギャップが
しっくりくるCMシリーズです。
今でも思い出すとちょっと和やかな気持ちになれます。
昔日本中の涙を誘ったキャラが家庭教師に習ったら
1970年代に子供時代を過ごした年代の方々は、
一度はこれを見て涙を流したのではないかという名作中の名作アニメ・アルプスの少女ハイジ。
無邪気なハイジや健気なクララ、そしていぶし銀のおんじが現代の家庭教師と出会ったら?
こんな斬新なアイデアでアフレコCMを制作したのが家庭教師のトライ。
ハイジの世界に勉強を教えにきたトライさんと、
昔とは違ってちょっとブラックだったりおちゃめだったりといった一面をのぞかせる
ハイジキャラたちが、絶妙な間合いでやりとりを行う味のあるCMシリーズです。
このCMでアフレコを行っているのは、一部を除いてアニメ放送当時の声優の方。
記憶の奥底に残っているあの声でとぼけたセリフをしゃべられては、
参ったと言わざるを得ません。
今後も語り継がれていくこと間違いなしのCMです。