YouTubeを始めとする動画投稿サイトが充実したことによって、動画を撮影する、動画を編集するという作業がより身近なものとなりました。技術も進歩していて、動画編集も楽々行えることを売りにした高スペックパソコンも登場しているほどです。さて、動画編集において最後に行う「エンコード」という作業を聞いたことがある人も多いと思います。動画をYouTubeにアップロードするためにエンコードをしなければならない、という言葉はゲームの実況動画などでよく聞くことと思います。しかしその実態は良く分かりません。
今回はエンコードについて解説されているYouTube動画をご紹介します。これから実況動画のアップロードを考えている方はぜひ参考にしてみてください。
【ミニ動画】動画投稿に欠かせない『エンコード』とは?他
エンコード作業について、基本的なことを解説してくれているYouTube動画です。動画投稿に欠かせない作業であるエンコードを動画編集初心者の方でも分かりやすく説明されています。YouTube等の動画投稿サイトはアップロードする動画のサイズに制限があります。YouTubeの場合には1本につき2GBまでという制限が、ニコニコ動画の場合には通常会員は40MBまで、プレミアム会員の場合は100MBまでという制限があり、動画を投稿する際にはこれに従う必要があります。エンコードという作業はファイルを圧縮してサイズを小さくする効果もあるため、編集をした後にはこの作業が必須であるというわけですね。
動画エンコードで効果絶大!MacBook Proで書出し時間が4倍以上早くなった!
動画のエンコード作業はパソコンに対し非常に負荷のかかる作業で、長い時間が必要となります。動画1本をエンコードするために2時間や3時間かかってしまったという話はよく耳にします。このYouTube動画ではパソコンのスペックによってエンコード作業にどの程度の差が出るのか実験しています。当然ですが高スペックのパソコンの方が作業もスムーズに行ってくれるため短時間で済みますが、スペックがあまり良くないパソコンの場合には4倍以上の差が出てしまうという結果でした。新しいパソコンを購入する際に参考になると思います。
そこそこ分かるエンコード講座
最後は具体的にどのような手順でエンコードを行うのか、解説した動画となります。使用しているソフトはXMedia Recodeです。無料でダウンロードできるソフトなのでリーズナブルです。アプリケーションを起動してからの手順が分かりやすく説明されていて、最後にはエンコードの有無で画質に対してどの程度の差が出ているのか紹介されています。画質自体はそれほど落ちることはありませんので、エンコードはしておくべきという結論です。
動画編集を勉強するにあたってエンコードは欠かせません。今回ご紹介したのは基礎知識ばかりですが、ひととおりのやり方が分かるようになるので、動画編集を始めたい方は勉強しておくとよいでしょう。