「クリスマス」は、12月25日にイエス・キリストの降誕を祝うキリスト教の年中行事。日本では「恋人同士で過ごすのが当たり前」というイメージが定着し、レストランで豪華なディナーを楽しむ人たちが多いようです。
ところが、キリスト教が盛んなヨーロッパでは、日本とは全く違ったクリスマスを過ごしているそうです。
今回は、ヨーロッパでのクリスマスの過ごし方を動画を交えながらご紹介します!
ヨーロッパではクリスマスまでの4週間を大切に過ごす
ヨーロッパではクリスマスまでの約4週間を、イエス・キリストの降誕を待ちのぞむ期間(アドベント)としています。この期間にはツリーのオーナメントや食材が立ち並ぶ「クリスマスマーケット」が毎晩開催され、仕事帰りにホットワインを呑んだり家族へのおみやげにツリーのグッズを購入したりするそうです。
日本では各所でウィンターイルミネーションが催され、恋人たちが仲を深め合う期間となりますが、本場ヨーロッパではそのような過ごし方は邪道なんだとか。
ロンドンで開かれている「クリスマーケット」の様子をご覧ください。
ヨーロッパでは家族みんなで「自宅で過ごす」のが当たり前
ヨーロッパでは12月24日・25日はほとんどのお店が休みになります。もちろん会社もお休みです。
それは家族との時間を大切にしてほしいから。自宅で料理を作り、家族みんなでクリスマスをお祝いするのが本場の過ごし方なんだそうです。
日本でいうところの、おおみそか・お正月のようなものですね。動画は、ホームパーティーの様子を再現したもの。
七面鳥料理や、デザートのシュトーレンは欠かせないようですね。
子供へのクリスマスプレゼントは、「ツリーの下」に置く
日本では、子どもが寝ている間に枕元にプレゼントを置くのが一般的。
一方ヨーロッパでは、子供が寝ている間にリビングにあるツリーの下にクリスマスプレゼントを置いておくそうです。子どもが起きてしまうリスクもなく、見た目もロマンチックで素敵ですね。
動画は、とある家庭の“クリスマスの朝”の様子。ツリーの下に置かれたプレゼントを見て、子どもたちが喜んでいます。
プレゼントを見てはしゃぐ子どもたち、とってもかわいいですね。
動画で見るヨーロッパのクリスマスの過ごし方、いかがでしたか。今年のクリスマスはツリーを飾り、家族とホームパーティーをしてヨーロッパ流に過ごしてみてはいかがでしょうか。
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