よほどのことがない限り、乗る機会のないファーストクラス。一席ごとに仕切りがあって、座席はベッドように足を伸ばして横になれる。食事は豪華なフルコースで高価なお酒も飲み放題…。なんて噂は耳にするけれど、実態を知らない方がほとんどではないでしょうか。そんな方々のために、各航空会社が提供する極上のサービス内容と機内の様子を紹介しちゃいます。豪華な旅行をしている気分を味わってみてください。
エミレーツ航空
一部機材のファーストクラスは通路と座席がパーティションで仕切られており、個室のような空間になっています。機内食は、贅を尽くしたアラカルト料理から気の利いた深夜のスナックまで、いつでも好きなときに食事を楽しむことができます。さらにシャワールームもついているので、上空で旅の疲れを癒すことも可能です。
シンガポール航空
シートには人間工学に基づいたヘッドレストとシートクッションを採用し、高い快適性を実現しています。機内食は、世界的に著名なシェフで結成された「インターナショナル・カリナリー・パネル」によるクリエイティブなグルメメニューの数々を、厳選されたワインとともに楽しめます。
エールフランス
エールフランスのファーストクラスは「La Première(ラ・プルミエール)」と呼ばれています。キャビン内のシート数は、わずか4〜9席。乗客ごとに専任のクルーがついており、顧客に合わせたオーダーメイドのサービスを提供してくれます。機内食は、ミシュランで星を獲得したシェフたちが監修した本格的な料理の中から、好きなものを選べます。
エティハド航空
「ファーストアパートメント」と呼ばれる特別なクラスは、大きなベッドはもちろん、個室空間も十分に歩き回れる広さがあります。機内食は、新鮮な食材を使ったスペシャルメニューや、ソムリエが厳選した世界有数のぶどう園産ワインを楽しむことができます。
ヴァージンアトランティック航空
ファーストクラスではなく、厳密には「アッパークラス」と呼ばれています。機内の広さや食事の豪華さはもちろん、自宅〜成田空港間の往復、英国内主要空港〜滞在先の往復を運転付きの車で送迎してくれるそうです(現在、日本のサービスは終了)これぞVIPですね。
タイエアウェイズ
180°フルフラットシートは広々としていて、高価なベッドのような快適な眠りにつくことができます。23インチのパーソナル・スクリーンでは豊富なエンターテイメントプログラムを堪能でき、さらには無料のWi-Fi接続サービスもあるんだとか。
いかがでしたか。どうしても乗りたいけど、予算が足りない!という場合は、動画で“乗った気分”を味わってみてはいかがでしょうか。
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