宣伝や広告は企業のネームバリューを高めるために必要となります。以前の方法は多くの家庭が購入している新聞に掲載する、もしくは間に広告を挟むのが一般的でしたが、現在では宣伝方法も大きく変わってきています。電車の中吊り広告やテレビCM、ラジオCMにインターネット広告、アドトラックなどなど、その方法は実に多様です。インターネットの普及によって広告の幅は更に広がっております。
今回は、海外のおもしろテレビCMをご紹介します。
注目を集めれば成功?
広告を打ち出す最終目標はあくまで「企業や商品の名前を覚えてもらうこと」であると考えられますが、ただ単に企業名や商品名だけを表現すれば良いというわけでもありません。競合他社や他商品に勝るということをアピールできるかどうかが重要になってきます。話題になれば良いということから、何だか良く分からないけど名前とインパクトだけはあるCMが放送されていますが、このようなCMは注目を浴びている時点で成功しているのかもしれません。
BMW CM
一般的なCMではこのような感じで、製品のカッコよさをアピールするものとなります。
フォードCM
デザイン面の美しさとともに、フォードのパワーを表現しています。
海外ではおもしろCMが話題
日本国内では上記のような面白みよりも少し真面目なCMが多いですが、海外では扇動的なCMも話題になっています。例えば外車のBMWとAudiは長年のライバルで、企業間の争いが激しくなっていますが、この有名外車メーカー2社のライバル関係は広告やCMにまで飛び火しているようです。
アウディCM
BMWよりもAudiに乗り換えた方が良い、と宣伝するCM動画ですね。製品の説明よりも企業間の争いを優先しており、煽り立てているのが面白いです。
BMWCM
AudiのテレビCMに対して放送されたのがBMWのこのCMです。最後のワンシーンでAudiよりもスマートなのがBMWのセールスポイントだということをアピールしていますね。
テレビCM内にて企業間の争いを見られるのは非常に面白いです。ぜひ一度外車以外のCM動画も見比べてみてはいかがでしょうか。
広告での争い
企業間の争いはテレビコマーシャルに限ったことではありません。ネット上に打ち出されている広告などにも注目してみると面白さも倍増します。外車メーカーのBMWとAudiで言うのならば、BMWの宣伝に事故を起こしてしまったAudiの車両の画像を掲げるなど、少々過激なものも少なくありません。特にBMWは他の外車メーカーに対して扇動的な広告を打ちだしていることが多いのにも注目です。Audiのディーラーの上にBMWの広告を出す、ベンツに対しても特殊カラーリングをさせたベンツ車をBMW車が追いかけるといったユニークな広告を出す、ジャガーに対しても同じように煽るような広告を出すなどなど、見ている側としてはなかなか面白いものが多いです。