話題のネタ番組でオリエンタルラジオ(以下オリラジ)が披露したネタ『PERFECT HUMAN』・・・いや、ネタって言いましたが、これほぼ歌です。ただ二人が歌ってるだけ。しかもかなり本気で。ちゃんとネタやれよ!なんて思いますが、真剣すぎるが故に逆におもしろい!とネットで拡散されまくり、YouTubeでの再生回数はおよそ2000万回を記録。
さて、オリラジのニュアンスはちょっと違うかもしれませんが、お笑い芸人て“本気ソング”をリリースすることがけっこうあるのです。とんねるずやダウンタウン、ウッチャンナンチャンもそれぞれ笑い抜きの大ヒット曲を持っています。今回はお笑い芸人の最新本気ソングを動画でご紹介します!
本気すぎておもしろい!篇
本気ソングと言いましたが、そこはお笑い芸人。オリラジのように本気さを笑いにするパターンから紹介します。これは、ネタとして披露する本気ソングです。完成度が高すぎると、そのギャップに笑ってしまいますよね。
再生回数はおよそ2000万!オリラジの『PERFECT HUMAN』
まずは冒頭でもご紹介した、いま最も旬な本気ソング『PERFECT HUMAN』から。こちらはフジテレビのネタ番組「ENGEIグランドスラム」で披露して話題になりました。司会のナインティナインからは“賞賛の意を込めた”苦言があったものの、ネットでは「かっこ良すぎる」と瞬く間に拡散されました。
ネタの最初は、おなじみの「武勇伝ネタ」をやっていましたが途中からなぜかダンサーが入ってきて、アップテンポな曲がスタート。武勇伝ネタとの繋がりは一切なく、ただただ本気で歌い、踊るだけ。そしてとにかくカッコイイ。漫才の舞台の上でそれをやる、という空気の読まなさ、ギャップが面白さを生み出しています。
こちらは歌詞付きの動画。さぁ、みなさんもご一緒に、NA・KA・TA!
《あまりの反響からMVまで作成!ロバート秋山の『TOKAKUKA』》
続いてはロバート秋山さんの『TOKAKUKA』。メロディーに合わせ、様々な施設を都がやってるか、区がやってるか言ってるだけ。『TOKAKUKA(都か区か)』ってそういう意味なんですね。中身がある歌詞とはいえませんが、曲はかなりかっこいい。TMネットワークの様な、80年代後半~90年代のテクノサウンドです。なんなんでしょう、この無駄な完成度!
フツーにいい曲!篇
さて今までは笑いを生む本気ソングでしたが、ここからはお笑い芸人の本気の音楽活動をご紹介。普段とは違う、アーティストとしての彼らのカッコいい一面にドキッとしてしまうかも!?
いま話題のtofubeatsとコラボ!藤井隆『ディスコの神様』
数々の大物アーティストとのコラボレーションで今注目のトラックメーカーにしてDJという「tofubeats(トーフビーツ)さんと、藤井隆さんのコラボ楽曲『ディスコの神様』。80年代ディスコミュージック風の曲が最高にノリノリで、カッコいい!
ふかわりょう改めROCKETMAN『それでも僕たちは生きてゆく』(feat. 川嶋あい)
ROCKETMAN・・・そんな芸人いたっけ?『ROCKETMAN(ロケットマン)』とは、ふかわりょうさんの音楽活動時の名義です(現在はryo fukawa名義)。テレビでは所謂「スベリ芸人」として、ぞんざいな扱いを受けることの多いふかわさんですが(その面白さも魅力)、音楽活動は各方面で高い評価を受けています。ご紹介するのは、川嶋あいさんをヴォーカルに迎えた作品。広がる青空の様な爽やかな曲調が、川嶋さんの透明感のある歌声にぴったりです!
いかがでしたか。お笑い芸人って多才な人が多いんだなぁ、感じられる名(迷?)曲ぞろいでした!彼らの表現力は他のジャンルでも通用するんですね。ネット上で、もっといろんな本気ソングが見つかるかも!気になる芸人さんがいたらぜひ探してみてくださいね。
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