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この世に存在する現象と一線を画したものには、私たちは恐怖を覚えるものです。しかし、その存在について不思議に思いながらも恐怖感を味わいたいと思ったり、異次元だからこそ起こる現象をフィクションにしたりして楽しむという一面もあるのです。その楽しみを詰め込んだ映画の予告編はYouTubeでいろいろ見ることができます。こちらではそのうち5本を紹介しています。
殉職刑事が悪霊捜査官になって大活躍
2013年に公開された映画「ゴースト・エージェント」は、この世のものではない悪霊を取り締まる操作組織を舞台にした映画です。刑事として任務を遂行する途中に殉職してしまった刑事が悪霊捜査機関に送り込まれ、ベテラン捜査官とバディを組み世界的陰謀に立ち向かうという壮大なストーリーです。息をつかせぬ展開であることがこのYouTube予告編からも感じ取れます。
愛の呪いに巻き込まれる香港発ホラー
「ホーンティング・ラヴァー～血ぬられた恋人たち～」は、2010年に香港で制作されたホラー映画です。舞台は中国・広州で、ある恋人たちがふとしたきっかけで美しい女性の愛の呪いに翻弄されていくというストーリーで、女性の呪いが次々に恋人たちを恐怖に陥れます。このYouTube予告編を見ていると、恐怖におののくのはもちろんですが、その映像の美しさにも引き込まれてしまいます。ちなみに、この映画には日本から加護亜依さんが出演しているのも注目です。
青木ヶ原樹海の神秘と悲恋が交差する
こちらのYouTube予告編は、石原慎太郎氏の短編小説をもとにして作られ2012年に公開された「青木ヶ原」という映画のものです。一度迷い込むと二度と出られることはないと言われる秘境である青木ヶ原樹海の遺体捜索をする男性と、そこで出会った男性の幽霊、そしてその幽霊とかつて関係していた孤独な女性との間で繰り広げられる純愛ストーリーとなっており、青木ヶ原樹海の神秘や謎とともに物語が展開していきます。一部では映画の場面に幽霊が映り込んでいたという話もあり、話題となりました。
数々のホラー映画シリーズの完結作品
2004年から「Jホラーシアター」の名前で公開されてきたホラー映画シリーズの完結作品が、2010年公開の「恐怖」です。この映画は幽霊の類によってもたらされる恐怖ではなく、人間の脳をめぐって繰り広げられるサイコホラーとなっています。脳に魅せられ、非合法な実験を繰り返す母とその娘である美しい姉妹に訪れる恐怖がこちらのYouTube予告編でもにおわされています。
巨大掲示板を戦慄させた呪いのエピソード
多くの方が集まる巨大インターネット掲示板・2ちゃんねるには幽霊やホラーについて話題にした板があり、そこで話題になったホラーエピソードを映画化したのが「2ちゃんねるの呪い」です。この映画は何本かシリーズで制作されており、こちらで紹介しているYouTube予告編はその第2弾です。一般人が集まる掲示板で語られたエピソードということで、より身近な恐怖を感じさせるのではないでしょうか。
幽霊や超常現象、またはサイコホラーなど、私たちの恐怖を導き出す映画にはいろいろなものがあります。もちろん、そのあらすじや怖いシーンをほぼ事前に知ってしまうと面白味が半減してしまうわけですが、うまく見せた上で映画への興味をそそらせるのが予告編です。YouTubeでも見ることができる予告編で今度見る映画を選ぶこともできるのです。
