子どもや友だちに本を勧める時、どのような本を勧めるでしょうか?自分の好きな本や感動した本、子どもの頃に読んだ本などいろいろなことが基準になっているでしょう。もちろん、そういったことも子どもに勧める本としてはいいでしょう。
他には、最近では本の動画などもあり、内容が分かりやすく伝えられるものもあるので、そのような動画を参考にするのもいいでしょう。さらに、レビューで高評価な本を勧めるというのも、一つの方法ではないでしょうか?参考としてAmazonのレビューにおいて高評価の本を紹介しましょう。
娘になった妻、大山のぶ代へ 大山のぶ代「認知症」介護日記
著者:砂川啓介
奥さんが認知症と診断された夫の介護の日々を綴った本です。大山のぶ代さんは「ドラえもん」の声優さんとしても知られている人でしたね。しっかり者だった妻が認知症と診断されやショック、それからの介護など困惑の連続を描いた内容です。
今後認知法患者はより増えると言われています。現在でも460万人以上いると言われている認知症患者と家族にとって心の支えとなる本でしょう。そういった意味においても、評価が高い本なのでしょう。
動画は、大山のぶ代さんが声の出演をする舞台の制作発表。認知症を公表した後、初めての仕事で収録した肉声コメントを公開している動画です。以前と変わらない声に、元気づけられた人も多いでしょう。
下町ロケット
著者:池井戸 潤
研究者の道をあきらめ、家業の町工場を継いだ主人公。製品開発において業績を伸ばしていたある日、ライバルの大手メーカーから理不尽な理由で訴えられる事件が。取り引き先を失ったり、資金繰りに奔走する中、国産ロケットを開発大企業が、主人公の持つ特許に興味を示します。それを売れば窮地を脱出することができますが、その技術には主人公の夢が…。
夢に向かうことの厳しさと魅力を訴えかける内容です。この作品はTBS日曜劇場でドラマ化されていますので、親しみやすいでしょう。
http://www.tbs.co.jp/muryou-douga/rocket
モモ
著者:ミヒャエル・エンデ
文芸作品で高評価の本の一つです。
時間どろぼうとちょっと変わった女の子の物語。ぬすまれた時間を人間に返してくれるという不思議な世界のお話です。子どもだけでなく、大人も楽しめる本です。味のあるイラストも著者本人が描いているそうですよ。
本を分かりやすく知りたいなら本の動画を
動画はいろいろなものを分かりやすく伝えてくれるものですね。動画の中でも評価が高いのは、Howtoものだそうです。そんな動画を利用して、本を紹介している動画もあります。動画では作品の内容や、著者本人が語る作品ができるまでのストーリーや、その本を書くことになったきっかけ、苦労話などを話している動画もあります。
そのような動画を見れば、本を選びやすくなりますね。探していた本を見つけることも可能です。本の動画を利用して、自分の読みたい本や、子どもや友だちなどに紹介したい本を見つけてみましょう。