近年、『動画』を使って新年のあいさつをする企業が増えています。Web動画の普及がはじまった当初は30秒から1分程度の動画を作り、自社のWebサイトで公開しているところがほとんどでした。昨今はそのような動画に加え、FacebookやInstagramといったSNSで新年のあいさつ動画を公開しているところも増えているようです。
今回はさまざまなジャンルの“新年のごあいさつムービー”をご紹介します。
YouTubeに公開されている新年動画
Googleは、アプリのプロモーションも兼ねて新年に動画を公開しています。タイトルは「初心者になろう。今年こそ。」。はじめてのバク転やはじめてのデッサン。誰もが皆、今年こそ挑戦したいと思っているものがあるはず。“はじめて”は年齢問わずワクワクドキドキするもの。この動画には、Google検索を通してみなさんの“はじめて”をサポートできたらいいな、という思いが込められています。
NASA
NASAは、有名映画のパロディ広告やPSY『江南スタイル』のパロディ「NASA Johnson Style」を公開するなど、真面目なイメージとは裏腹にユニークな試みを行っていることでも有名。またWeb動画を積極的に活用している企業のひとつでもあります。そんなNASAは新年のあいさつも、もちろん動画を使って行っています。いつもと違って(?)真面目な動画に仕上がっています。
vimeoに公開されている新年動画
SKILZ
SKILZは、ウクライナの首都キエフにある動画制作会社。昨年の12月27日に公開されたこの動画は、サンタクロースと猿がcoolに新年を祝うアニメーション。たった15秒ですが、手が込んでいるのがわかります。
Nicolas TOUJAN
Nicolas TOUJANは海外のグラフィックデザイナー。昨年2015年に、新年のあいさつ動画をvimeoに投稿しています(2016年は未投稿)。紙のように薄い彫刻を2Dアニメーションで表現した、ユニークでオシャレな作品に仕上がっています。
Happy New Year 2015 from nicolas toujan on Vimeo.
Instagramに公開されている新年動画
グリコ「ポッキー」
最近ひそかに注目しているのが、ポッキーの公式Instagram。写真はもちろん、こだわった動画が頻繁に公開されています。いつかまとめてInstagram動画をご紹介したいと思いますが、今回は新年に公開されたあいさつ動画をご紹介します。ポッキーを食べながら、こたつの寝正月!と思っていたら・・・
清水寺
YouTubeやInstagramに公開されている動画が「美しすぎる!」と世界中から注目を集めている清水寺。1月2日に行われた修正会(しゅうしょうえ)の様子をInstagramにアップしています。修正会(しゅうしょうえ)とは、元旦から本堂内々陣で五穀豊穣、家内安全、商売繁盛、世界平和などを祈願するもの。Instagramのコメント欄には「家に居て儀式が観られてありがたい」「御線香の香りがするような。。。」など喜びの声が多数寄せられています。
「あけましておめでとう」ストレートにあいさつをするのではなく、儀式の様子をひっそりと公開するところに和の心を感じますね。
いかがでしたか。来年こそは動画であいさつをしてみてはいかがでしょうか。
■ 関連記事
●お寺と神社では参拝方法が違う!動画で学ぶ、正しい初詣の仕方
●ドバイの年越し花火は、全てにおいてすごかった!撮影の裏側をご紹介!