夏に肝試しをして背筋を凍らせる、涼をとるという文化は日本特有の文化かもしれませんね。今回は怖いホラー映画の予告ムービーを集めてみました。どれも背筋が凍るどころか永久凍土になってしまいそうなほど怖い作品です。怖いものが苦手な方は怖いもの見たさで、得意な人は満面の笑みで怖いもの嫌いの人と一緒にムービーをご覧ください。
映画『クラウン』予告編
まずはホステルシリーズで一躍有名になったイーライ・ロスさんが手がけるホラー映画「クラウン」の予告編ムービーです。なんとこの映画は裏話があります。ロスさんの名前を勝手に使ってジョークで作成した予告編ムービーをYouTubeに投稿したところ、なんと本人から反応が。2014年にはなんと本当に映画化してしまったというお話です。映画も予告編ムービーも満点の怖さがありますが、ロスさんのホラー映画にかける執念もそれはそれで恐ろしいですね。
清水崇監督が描く飛行機が舞台のホラー!映画『7500』予告編
ジャパニーズホラーの代名詞にもなった「呪怨」を創り上げた、あの清水祟さんが手がけたハリウッド作品「7500」の予告編ムービーです。舞台はロサンゼルスから日本に向けての空の便。地上10000メートルという遥か上空にて起こる怪奇現象が乗客達を襲う、というストーリーとなっています。予告編ムービーを見ているだけでもゾクゾクとしてしまう、まさに清水祟さんならではの演出が光る作品ですよ。
映画『残穢【ざんえ】-住んではいけない部屋-』予告編
映画「残穢」の予告編ムービーです。「屍鬼」などで有名なベストセラー作家、小野不由美さんが執筆したホラー小説「残穢」がついに映画化にいたりました。残された穢れ、触れてはいけない穢れがメインテーマになっていて、こちらもジャパニーズホラーの名作になりそうな気配がしますね。
映画『CAGEケージ ~ベビーシッター恐怖の一夜~』予告編
最後は東京巣クリーム・クイーン映画祭2015にてオープニングを彩ったホラー映画「CAGE」の予告編ムービーです。ベビーシッターとして伺った家庭で起きた事件が描かれた作品です。明るい場所で見れば珍妙な豚の顔をしたマスクも、こういった暗い場所でいきなり登場、そして殺人鬼として襲ってくるとなるととっても怖いですよね。ジャパンホラーのような霊魂や呪いといった不可視なものではなく、実際に起こり得る殺人鬼が登場するサイコホラーはやはり恐ろしさの質が違います。これはこれで本当に怖いですよね…。
ホラー映画の予告編ムービーは、見るだけでも身の毛がよだちます。戦慄という表現が正しいかもしれません。どの作品もホラー映画ファンをより一層ホラーの世界へと引きずり込んでくれる作品なので、お好きな方は欠かさずチェックしてみてください。