世の中にはさまざまなCMがありますが、より視聴者に訴えかけるためにはインパクトも必要です。映像や音楽、また構成などに工夫を施すことによって、視聴者の印象に残るCMとなり、企業や商品などのイメージを植え付けることに成功するのです。こちらでは、実際にインパクトのあるCMや、こうしたCMを手掛ける制作会社のCM動画を紹介しています。
沖縄ならではの和やかな雰囲気
全国展開するコンビニ・ファミリーマートの中でも、沖縄で独自展開している沖縄ファミリーマートでは、沖縄の方々でつながろうという「結」プロジェクトを打ち出しています。沖縄を走る国道508号線を通じてそれぞれの地域の方が陽気に歌ったり踊ったりして出演しているCMの特別編として制作されたのがこの動画で、とある家族が一緒に三線を弾いているところから始まり、沖縄出身のバンド・BEGINのCMソングに合わせてさまざまな方が和やかに歌って踊る映像が映し出されます。終盤にはBEGINのメンバーも出演しています。
ユニークな静岡新聞のCM
ひときわユニークな構成でインパクトを残してくれているのが静岡新聞のこのCMです。とある銀行に予行演習とネットに書いてあるからと言って堂々と侵入する強盗犯。警備員や窓口の係員、ひいては銀行の支店長までがそのネットの情報を信じて強盗犯にお金を引き渡そうとします。しかし、その場に居合わせた子供が「静岡新聞に出てた?それ」と疑問を呈することで全員が嘘だと気づき、強盗犯を全員で取り囲んでこらしめるという一風変わった展開で、静岡新聞を見れば真実がわかるということをアピールしています。
このように、それぞれのCMが変わったアプローチでインパクトのあるCMを制作しています。一度見ると何となく記憶に残り、またもう1回見たくなってくるという効果も持っているのがこうしたインパクトCMです。また、インパクトがあるだけではなく、見ていると楽しくなってくるものでもあるのです。