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2016.10.7

『動画』の必要性を再認識!「Kickstarter」は動画なくして成立しなかった

kickstarters

世界中で注目を集めるクラウドファンディング。クラウドファンディングとは、クリエイターや起業家が資金調達をする手法のひとつ。インターネットを通して、不特定多数の人々に資金提供を募る、といったものです。この手法、実は『動画』なくしては語れないものなんです。これらのサービスを提供する会社の第一人者といえるのがアメリカのKickstarter(キックスターター)。今回は同社を例にとって、クラウドファンディングと『動画』の関係性についてご紹介。

Kickstarter(キックスターター)とは

Kickstarterはアメリカに本拠地をおくクラウドファンディング。自主製作の映画、音楽、ジャーナリズムに向けての舞台芸術や漫画、コンピュータゲームといった多種多様な試みに対して資金調達を行なっています。その特徴は、資金提供を受けた側は提供者に対して返済の義務がない、ということ。その代わりに、新商品のお試しや感謝のTシャツといった形で感謝を受け取ることができます。寄付の様な形態をとっているクラウドファンディングなのです。

Kickstarterの歴史

実際に商品化されたもの

さてここからはKickstarterを経て実際に商品化されたものを一部ご紹介します。まずは少し不思議な形のバターナイフ、ButterUp(バターアップ)。表面に開いた穴を通して固くなったバターを糸状にして塗りやすくする画期的商品です。続いてはMogics Light(モジクスライト)。こちらは磁石であちこちに貼り付けられる小型ライト。電源がない場所でも簡単に取り付けられます。他にも完全にケーブルレスのイヤホン、Earin(イヤリン)など様々なアイデアがKickstarterによって現実のものになっています。

『動画』がなければ成立しない!?

さてこうした様々なアイデアを実現する手助けとなっているクラウドファンディングですが、この成立には動画が大きな役割を果たしています。現物を見ていないものに対し、お金を支援するのは怖いもの。

 

しかし動画は動きや音など触れること以外は全て伝えることができます。3分程度の短時間で概要を伝えることができるので、わざわざ一枚ずつ写真を見たり、長い文章を読む必要もありません。何よりアイデアをイメージとして共有することが可能です。Kickstarterには日本から参加することもできますが、英語がわからなくても商品について理解できるのです。

 

これらのことを考えると動画という手法はクラウドファンディングと非常に相性が良い、ということがわかります。実際、Kickstarterの多くのプロジェクトでは動画を用いて出資者を募っています。

クラウドファンディングという新しい時代の資金調達方法。その根幹にはコンテンツとしての動画の特徴が大きく貢献していたんですね。


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