2015年12月10日に本格始動された「LINE LIVE(ライブ)」。これは無料の動画視聴サービスで、専用アプリをダウンロードすればオリジナルの番組を視聴できるというもの。
今回は、いま話題の「LINE LIVE(ライブ)」を徹底解剖します!
LINEライブって?
「LINEライブ」は、専用アプリを使ってオリジナル番組の生放送を視聴できる動画視聴サービス。番組内容は音楽関連やバラエティ、対談企画など幅広いラインナップ。出演者も毎回豪華で、AKB48や北川景子、ロンドンブーツ1号2号の田村淳や旬のお笑い芸人などが多数出演しています。
動画を視聴するには「LIVE」というアプリをダウンロードする必要があります。番組の告知(テレビでいうところの番組表のようなもの)は「LIVE」の公式LINEと友だちになっておくと頻繁に情報が送られてきます。LINEライブと友だちになって、オンエアの時間がきたらアプリを開けば“無料”でオリジナル番組を視聴できるというわけです。
コンセプトムービーが公開されていますので、詳細が気になる方はチェックしてみてください。小西真奈美さんや鈴木奈々さん、元サッカー選手の前園さんなど豪華な面々が出演しています。
LINEライブが注目されるワケ
LINEライブが注目されている理由は、主に2つ。
1、LINEが国内の生活インフラとして定着している
日本国内のLINE利用者数は5800万人といわれています。つまり日本人の45%以上がLINEを利用しているというわけです。さらに、毎日利用しているユーザーは69.1%。すでにこれだけ多くのユーザーを獲得しているのは最大の強み。
加えて、芸能人やアーティストの公式LINEもあるため、番組出演者は同じ“LINE”関連のツールを使ってピンポイントに告知をすることができます。たとえば、加藤ミリヤ・くみっきー・HIKAKINの3人が共演した生放送番組では、それぞれが公式LINEで告知をしたところ「27万人」が視聴したそうです。うまくサービス同士を連携させているのも重要なポイントですね。サービス開始の翌11日に、初日の総視聴者数が500万人を超えたそうですよ。
2、徹底的に生放送にこだわっている
スマホが普及したいま、好きなときに好きな場所で動画を閲覧できるというのは当たり前。その反面、「音楽ライブなどの体験を誰かと共有する楽しみが困難になっている」とLINEの最高戦略・マーケティング責任者である舛田淳氏は語っています。スマホが普及する以前、人間にとっての最大の娯楽がテレビだった頃、人気のバラエティ番組やドラマが放送されされた翌日に学校や会社で「きのう◯◯見た!?」と分かち合うのも楽しみのひとつでした。
共有する喜び・楽しさを、「生放送」にこだわることで復活させようというわけです。視聴者はリアルタイムでコメントも寄せられるので、その場で感情を分かち合うことができます。自分の趣味や面白いと感じたものを共有できるというのは、大きな強みではないでしょうか。
舛田氏いわく、今後の目標は「月間視聴者数1000万人。これを早々に達成し、4000万人、5000万人と、社会にインパクトを与える規模を目指していく」とのこと。(引用:東洋経済)
今後はアーティストだけでなく、一般人の動画公開にも対応していくんだとか。2016年、大きく飛躍すること間違いなしのLINEライブ。今後の展開が楽しみですね。
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