COMPANY モバーシャルブログ
2014.8.16

抑えておきたい!簡単な照明で動画のクオリティーアップ!

lighting

基本的な照明

動画撮影を行うためには、対象物がカメラに写るための、光量を得ている必要があります。

光量次第では、対象物が立体的に見えず、平面的で躍動感がないイメージになってしまいま

す。

メインの照明:キーライト

照明を考えるときに、最初にキーライトを考えます。

キーライトとは、具体的に被写体に当てるメインのライトのことを指します。撮影現場の中

で、もっとも明るいライトになります。対象物の斜め上から光を当て、影を作って立体感を

出すことが可能です。最低でもキーライトが当たっていれば、被写体も立体的になり豊かな

質感を持って見えるようになります。屋外の撮影なら、基本、太陽光をキーライトとして撮

影するので、太陽の位置を確認しておくといいでしょう。

■フォローする照明:フィルライト

フィルライトとは、キーライトが作り出す影を和らげる役目があります。キーライト1本の

場合、一方だけしか照明が当たらず、不自然な印象を視聴者に与えてます。それを、調整

する役目をフィルライトが担っています。基本的に、当てる方向は、キーライトの逆方向

からです。当てる距離や、光量を調整して、自然体な状態を作るには、必須な照明になりま

す。

■シルエットを際立たせる照明:バックライト

バックライトとは、被写体のエッジを目立たせ、被写体を浮き上がらせることが可能です。

文字通り逆光という意味で、対象物をはさんでキーライトの反対側から対象物を照らしま

す。対象物の輪郭を光が描き、対象物に明確なコントラストのシルエットができることに

なり、背景と切り離すことができます。