COMPANY モバーシャルブログ
2014.12.10

南米大陸最南端 奇跡の氷河ロス・グラシアレス国立公園を観る!

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南米最南端のパタゴニアには信じられないほど美しい氷河があります。世界遺産にも登録されているロス・グラシアレス国立公園内には青色に輝くペリトモレノ氷河です。ここは世界第3位の氷河地帯で、南米屈指の観光スポットでもあります。この美しい氷河も近年では温暖化の影響がでています。2010年に日本の陸域観測技術衛星「だいち」が観測したデータによると、グアラス氷河の末端は約1.8 km後退し、湖の水面が大きく広がっています。映像では、氷河の先端部分が落下する様子をうつしたものもありますが、一概に観光資源として氷河を楽しむだけでなく、地球環境の変化を考えはじめるきっかけにしてもいいかもしれません。難しい問題は抜きにしても、この氷河を見に行くためだけにも南米に行く価値はあります。そんなに簡単には南米に行けないと思うので、まずは映像で、その壮大さを観てみましょう。

Parque Nacional Los Glaciares Argentina


ペリトモレノ氷河の美しさは、何と言ってもその色です。青い光を湛えた氷の塊は、ここでしか見ることができません。青く光る理由は空気をあまり含まない透明度の高い氷だからです。青色だけを反射することで青い氷河に見えます。

アルゼンチン、ロスグラシアレス国立公園 氷河崩落の瞬間


ロス・グラシアレスでは、今でも氷河が増え続けています。その一方で巨大な氷塊が湖に押し出されます。崩落する雄大な姿を見ることができます。ビル20階分に相当する大きな氷の塊が湖に落ちる瞬間は、まさに大迫力です。氷河が崩落する画像は他にも多くあるので検索してみてください。

Perito Moreno Glacier, Argentina 2014 (HD)


ペリトモレノ氷河は歩いても見ることができます。この映像は遊歩道を歩いて氷河の目の前までいけるコースを紹介しています。周囲の様子や、崩落を目にする観光客の様子が見れます。

Walking on the Perito Moreno Glacier


こちらは歩いて氷河にアプローチする映像です。実際に表面の雪を削ると青い氷河が見えます。落ちてしまったらと想像すると恐ろしくなる底が見えないほどのクラックを覗いたりと氷河の上を歩いているような感覚を味わえます。

氷河のような大自然を映像で伝えるには様々なアプローチがあります。今回のように全体像を伝えることも重要ですし、また体験を通じて魅力をPRするのも良い方法です。