パソコンは大きく分けてデスクトップパソコンとノートパソコンの2種類に分類されます。最近ではスマホやタブレット、サーフィスなどの登場によって少し変化してきていますが、基本的にパソコンと言えばデスクトップとノートになります。両者の違いは、持ち運びが可能か否か、という点にあり、利便性を求めるのならばノートの方が良いのではという意見が多くなることでしょう。
それではデスクトップを利用する価値は無いのでしょうか。
デスクトップパソコンのメリットは以前ならば高性能なPCである点が挙げられましたが、現在ではノートもそれに負けず劣らずの高性能になっていますので、それほど大差が無いと言えます。デスクトップのメリットは性能ではなく自分でカスタマイズすることが可能かどうかという点にあります。
ノートの場合には基本的にパッケージングされて売りだされることから、それ以上へのグレードアップやカスタマイズはなかなか難しいです。しかしながらデスクトップの場合には必要な性能があれば自分で部品を購入して、取り付けることでグレードアップが可能となります。
この他にも修理しやすいという点がメリットに挙げられるでしょう。
ノートパソコンでどこまでできる?
ノートパソコンの場合、先に書いたように機能が制限されるというデメリットがありますが、使い方次第では多くの問題を解消できます。実際にノートでできることは、ワードやエクセル、ネットの閲覧などの基本的な機能に加えて、動画をサクサク視聴することは勿論のこと、動画を製作することも、その動画を投稿することも可能です。
CADなどの少し負荷がかかる処理は画面の大きさなどから考えてみても高性能なPCを選び、対処法を考える必要がありますが、そもそもCADソフトを動かそうとする人はごく少数ですので、あまり触れなくても良い部分でもあります。
ノートパソコンのデメリットを解消する
ノートPCは持ち運びに便利なかわりとして、画面が小さいというデメリットがあります。デスクトップの場合にはモニターを別に購入して接続することになりますので、このデメリットは大きな違いです。ですがこのデメリットも解消することが可能です。ノートパソコンをHDMIケーブルやDVIケーブル等を用いてテレビとつなげ、画面をテレビに出力すれば良いわけです。これを実際に行っているのがこちらの動画になります。
このようにテレビを活用したり、PCモニターを別で用意したりすれば、大画面でネット上の動画を楽しむことも可能なのです。
パソコンの選び方
ノートパソコンの選び方としては、まずは使い方を考えることをお勧めします。ネットを閲覧する、動画を見るだけならばタブレットなども持ち運びもできるので便利です。ゲームをしたい、動画を編集したい、DTMを楽しみたいなどなど、使い方は千差万別ですが、それぞれに合ったパソコンの購入を考えるのが無難です。