意外と覚えることが多い「冠婚葬祭」のマナー。その時がきたら調べよう、
なんて思っていても当日はバタバタしていて余裕がないもの。
今回は、これだけ抑えておけば安心!という冠婚葬祭マナーを集めました。
動きがないとわかりにくい作法も、動画なら簡単に学ぶことができますよ。
「あの人常識がなかったんだ・・・」なんて思われないためにも、今のうち
に頭に入れておきましょう。
結婚式に出席する場合
結婚式に招待された時、マナーの有無が最もあらわになるのは、招待状の返
信とご祝儀袋の選び方。
これを間違えると、一瞬にして“非常識人”というレッテルを貼られてしまい
ます。
招待状のマナー
招待状が届いたら、なるべく2、3日以内に返信するようにしましょう。
出席する場合は、記載されている「ご出席」の“ご”を二重線で削除し“出席”
に◯をします。
ご祝儀袋のマナー
ご祝儀袋にも色んな種類があるのをご存知でしたか?「のし」や「水引き」
のデザインが選び方のポイントのようです。
“お祝いの気持ち”を伝える大切な儀式ですから、間違いのないようにしたい
ですね。
葬儀に出席する場合
葬儀は結婚式と違い、突然招かれるものです。急な準備でバタバタするので、
マナーについて調べる余裕がないことがほとんど。
会場に行って、恥をかかないよう日頃から頭に入れておくと安心かもしれません。
香典の表書き
表書きは、薄墨の毛筆や筆ペンを使いましょう。
その他、「仏式・神式・キリスト式・無宗教式」に合わせて書き方を教えて
くれています。
香典の渡し方
こちらも意外と知らない方は多いのではないでしょうか。香典は通常、袱紗(ふくさ)
に入れて持参しますが、上着のポケットやバッグに入れても問題ないそうです。
渡す際は「御霊前にお供えください」と一言添え、係の人が読める方向で渡し
ましょう。
数珠の持ち方
これは、事前の“調べ漏れ”が多い項目のベスト3位に入るのではないでしょうか。
数珠は、座っている時は左手首にかけ、歩くときは数珠のふさを下にして左に持
ちましょう。焼香の際の持ち方もわかりやすく教えてくれていますよ。
お焼香の仕方
お焼香の際、前の人の作法を見るのに必死でキョロキョロしてしまい格好悪い方が
たくさんいます。
堂々と故人をお見送りできるよう、しっかり作法を覚えておきましょう。
今は、結婚式も葬儀も従来より自由度が高くなっています。でも、最低限抑えなければならないマナーは今も確実に存在するのです。当日マナーに気をとられず心から祝福したり、故人を見送れるよう、きちんと覚えておくと安心ですね。