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2013.10.5

解像度とは(映像制作用語辞典)

解像度とは

画像などの「精度」を数値化したものを解像度と呼びます。

例えば、解像度が72dpiの画像と300dpiの画像では数値の大きい画像ほど精度が高い画像と

なります。

解像度の単位

解像度の単位にはppi(pixel per inch)とdpi(dot per inch)があります。こちらの基準

は、1インチあたりのピクセル数またはドット数という意味です。

映像の場合の解像度

映像の解像度の場合、640×480ピクセルや1280×1024ピクセルといったように、映像を

構成する画素の数で大きさを表現しています。

 

映像制作の世界では、1920×1080ピクセルがHDサイズで一般的に使用され、720×480

ピクセルがSDサイズで使用されています。近年テレビでは4K規格が標準装備されており、

HDサイズの丁度4倍の、3840×2160pixelという画素数の映像が普及しています。

 

デジタルディスプレイの場合、72dpiが標準であります。

DTPの場合の解像度

デジタル画像はピクセルの集合で構成されており、DTPの場合は一般的に350dpi以上の解

像度が求められます。解像度が低いと、ボケた感じになったり、被写体のエッジ部分が階段

状になったりと、想定していたクオリティーでプリントアウトされないケースがあります。

 

これは、ピクセルで曲線を再現するときに、ピクセルの角の部分に階段状の

ジャギ(ギザギザ)が発生するためです。人は解像度が250dpi程度あればピクセルや

ジャギを確認できないといわれていますが、印刷時は念のため350dpi以上で制作し、

より細かく再現できるように意識して制作することをお勧め致します。

色解像度について

色解像度は、光の三原色である「赤・緑・青」の基本色の強さを何段階で表現できるかに

よって提示されます。

例えば、色解像度の高いデータとして現在広く用いられている24ビットトゥルーカラーと

呼ばれるビットマップ画像の場合、各色256段階の色解像度を持っています。

これは各色8ビット、合計24ビットの色解像度であると表現されます。