さんまが美味しい季節になりました。日本人ならお箸を使って、キレイに食べられたら粋ですよね。また、日本では「キレイに魚を食べられる人=育ちがいい」と考える風習があるようです。恋愛情報サイト「オトメスゴレン」が、およそ200人に行ったアンケート『「育ちがよさそう…すぐ嫁にしたい!」と感じる女子の特徴9パターン』でも、「正しい箸使いでキレイに魚を食べる」が上位にランクインしています。
魚の食べ方って、気づかぬうちにじっくり見られているかもしれません。というわけで、今回は上手なさんまの食べ方と、美味しい焼き方を動画でご紹介します。
さんまの美味しい焼き方
さんまはできれば炭火を使って焼きたいもの(理由は後述)。でも、お住まいの事情で難しい方も多いと思いますので、「炭火・グリル・フライパン」おいしく焼ける3つのパターンをご紹介します。
炭火
炭火は遠赤外線を発しています。これが美味しく焼ける秘訣。赤外線は表面の組織一気に硬化させると同時に、うま味を閉じこめる働きがあります。炭火を使ってじっくり焼くことで、表面はパリッ、中はジューシーに焼き上がるのです。
グリル
グリルを使って焼くご家庭は一番多いと思います。おいしく焼くポイントは、焼きムラが出ないようにさんまの位置を移動させること。また、皮が網にくっつかないよう事前に油を塗っておくのもポイントです。
フライパン
もっとも手っ取り早いのがフライパンです。火が通りやすいように切れ目を入れ、さらに半分にカットするのがポイント。クッキングシートをひくと、皮がくっつかずキレイに焼けるそうですよ。
さんまの上手な食べ方
さぁ、いよいよ上手な食べ方です。この秋こそマスターして、積極的にみんなと魚を食べにいきましょう。以下の3ステップは確実に覚えておきたいポイントです。
1、ヒレ(頭側)の部分に、縦向きに箸をいれる
2、さんまの筋に沿って頭から尻尾に向かって箸をいれる
3、背中・お腹の順に開く
これだけです!実際の手順や、その他の詳しい情報は動画をチェックしてみてください。
「さんま祭り」に行ってみよう
食べ方に自信がついたら、各地で開催されているさんま祭りに行ってみましょう。関東近郊では、東京都目黒区・神奈川県鎌倉市(大船)でさんま祭りが開催されています。2015年のお祭りは終了していまいましたが、来年はぜひ足を運んでみてくださいね。