超基本編
動画を撮影する時に使用することになるカメラは様々です。しかし、機材を問わず必要な
心得もあります。基本中の基本となるポイントをしっかりと習得しておきましょう。
カメラはブレないように!
視聴者は、被写体を見ます。にもかかわらず、手ブレによりその被写体が画面内で揺れて
しまうと、動画の内容に集中できなくなってしまいます。カメラは、きちんと固定するの
がポイントです。
手持ちで撮影するときも、ブレないように心掛けましょう。三脚が使える場面は、なるべ
く使用するとよいでしょう。
視点は動かさない!
一眼レフやハンディカメラを利用して撮影する場合、ついつい気になってしまうのがズーム
機能です。しかし、ズーム機能を利用するとカメラが少し揺れただけでも大きなブレとなっ
てしまい、初心者へはお勧めできません。
きちんと画面をフィックスで撮れるようになることを優先しましょう。
基本
超基本を押さえたならば、次により面白い動画を作るための工夫へ入りましょう。
ここでは、その中でも基本的な部分について紹介します。
カットを短くまとめる
運動会の撮影などでありがちな、長回しでの撮影。しかし、それでは見ている側はその代わ
り映えしないカットにだんだんと飽きてきてしまいます。相手に見せることを考えて、複数
のカットを意識するのがポイントです。
5W1Hを考えてシーンを作ろう
文章を書いたり、人へ話したりする時に考える5W1Hは動画撮影の際にも有効な思考方法。
特に、YouTubeなどの動画サイトへ投稿して一般の方へ視聴してもらいたい場合には、どん
なメッセージをどのように発信するのかを考えなければなりません。
1シーンに関しても、「誰が・どこで・なにを・どんなふうに・どうして」しているのかを
考えると明確に伝わりやすいカット割りや構成が考えられるはずです。