冬だけの楽しみといえば「雪」。ふわふわと柔らかく白く輝く雪は、見ているだけでも私達の心を躍らせてくれる風物詩です。今回はそんな雪を使った素敵なアート作品の動画を紹介したいと思います。
飛行機から見下ろしたくなる壮大さ、雪の一大アート作品
新雪をひたすら歩いて描き出す雪のアート「Snow Circles」
Snow Circles from Beauregard, Steamboat Aerials on Vimeo.
アメリカ西部コロラド州のアーティスト、Sonja Hinrichsenさんによる壮大なアート作品。作り方は至ってシンプル。Sonjaさんが5人の仲間と共に新雪の上を一歩一歩歩き、ひたすら踏みつける事で描き出したそうです。作品名は、その名も「Snow Circles」。周りの木の大きさなどから、作品の「サークル」がいかに大きいかが実感できると思います。
スノーアーティストによる「地上絵」
Simon Beck’s Snow Art
TEDスピーチにも登壇経験のあるSimon Beckは、イギリスのスノーアーティスト。世界中に200以上の雪のアート作品を残しています。この作品は彼の最初の作品で、国はアメリカ。自らの足とコンパスだけで作品を完成させたのだとか。才能と熱意、執念を感じずにはいられません。
世界的照明デザイナーの雪アート
2011 雪アート 高橋匡太「Gift for Frozen Village」[HD]
「都市と農村の交換」がテーマの、新潟県「まつだい農舞台」周辺の雪アート。国際的に活躍する照明デザイナー、高橋匡太氏による作品で、雪原に仕掛けられた色とりどりのLED照明が幻想的でどこか都会的な「光お花畑」を作り出しています。照明の数はなんと1万個。雪の中でなければ出せない魅力の詰まった作品です。
日本の「雪アート」の代表格
【公式】「雪のHTB広場」大雪像プロジェクションマッピング
「雪のアート」といえば、迷わず「さっぽろ雪まつり」を挙げる方も多いのではないでしょうか。毎年国内外から200万人もの人が訪れる北海道最大のイベントです。2014年は雪の宮殿にプロジェクションマッピングというオリエンタルな豪華さに満ちた作品が。今後のさらなる進化から目が離せません。
4人集まったら「かまくら」を作ろう
かまくらの作り方(秋田県横手市)
秋田県横手市の「かまくら」は、約400年続く伝統として毎年建てられているのだとか。そんな「かまくら」の具体的な作り方を紹介した動画がこちら。4人集まれば、比較的短時間で作れることでしょう。自己流で作っていた人も、こちらをチェックすればより美しい作品へと仕上げることができます。
寒い中力を合わせて造った「かまくら」に入ったとたん、身も心もじんわりと温まっていくこと間違いなしです。ちなみに、横手市の「雪まつり」も毎年多くの観光客の訪れる大きなイベント。興味のある方はぜひ訪れてみては。
自分でチャレンジするならこちら
1000本キャンドル雪アート☆どっきりキャンプ☆誕生日サプライズ編
あるNPO法人のキャンプでの一コマ。キャンドルで文字を作るというシンプルな構成ながら、雪の効果もあってどこか幻想的な雰囲気。壮大なイメージのある「雪アート」。これなら、友人や同僚と力を合わせ完成させられるかもしれませんね。
あの「オラフ」も作れる
雪で作ったオラフ アナと雪の女王 Frozen
手先の器用さに自信があるなら、ぜひ「アナ雪」のオラフをつくってみては。今にも動き出しそうなクオリティに仕上げられれば、近所の子供たちの人気者になれるはずです。
いかがでしたか。自宅の前できる小さなものから一山まるごと使った一大プロジェクトまで、様々な雪のアートをご紹介しました。どれも白く輝き、はかなさのある「雪」ならではの魅力を存分に活かした素晴らしい作品ばかり。冬の風物詩として、あなたも作品を生み出してみてはいかがでしょうか。