COMPANY モバーシャルブログ
2014.1.5

スタビライザーとは(映像制作用語辞典)

スタビライザーには、カメラを特機に搭載してイメージをブレなくするスタビライザーと、もともとカメラレンズに搭載してあり、ブレを少なくするイメージスタビライザーの2つがあります。

 

一つ目のスタビライザーは、ヘリコプターや船などの移動体にビデオカメラを搭載し、ジャイロを用いてほとんどブレのない映像を提供する撮影システムです。
こちらのスタビライザーは、カメラレンズのデジタル手ぶれ補正機能とは違い、スタビライザーを操作するオペレーターに100%依存するアナログ機材ですので、オペレーターの技術によってクオリティーが大きく変わってくるのも特徴です。

 

また、大型の業務用カムコーダーを使用した場合、スタビライザーのシステムも大がかりなものとなり、
スタビライザーの繊細なトリックを実現するのが難しくなってしまいますが、軽量・高画質なデジタル一眼カメラを使用することで、スタビライザー撮影による繊細かつ柔軟で、時にはアクロバットなカメラワークを可能にします。

 

二つ目は、カメラレンズに搭載してあるスタビライザーです。
イメージスタビライザーと呼ばれ、こちらは撮影時に手ぶれを軽減できます。
代表的なカメラメーカーのCanon、Nikon、オリンパスなどのレンズには、スタビライザー機能が搭載してあるレンズが用意されています。
※Nikonは、Vibration Reduction(VR)と呼んでいます。