企業や商品、サービスのプロモーションには多種多様な方法があり、そのうちの一つにスタジアムを利用したプロモーションがあります。
スタジアムをプロモーション媒体としたのは、アメリカでタバコのテレビCMが禁止された際にその代替手段としてスポーツスタジアムを利用したことが始まりとされています。公共性が高く一度に多くの人が訪れるスタジアムでのプロモーションは、1970年代からスポーツの商業化に合わせて世界中へ普及していきました。
動画で見るスタジアムでのプロモーション事例
以下からは、YouTubeに投稿されている動画のなかから、スタジアムでの広告に関するものをいくつか見ていきましょう。
巨大スクリーンを利用したプロモーション
現代のスタジアムならではの、巨大スクリーンを使用したプロモーション。綺麗でハッキリとしていて見やすく、目に映る回数はやはり多くなるでしょう。
「カシマサッカースタジアム」のLED帯状映像装置
茨城県鹿嶋市「カシマサッカースタジアム」のLEDデジタルサイネージを撮影した動画です。ふとした時に気付く感じの、目の邪魔にならない位置に広告が表示されています。
「横浜スタジアム」内各所のデジタルサイネージ
「Mediaturge」による「横浜スタジアム」のデジタルサイネージ紹介動画。競技の会場以外でも、スタジアム内のこうした箇所に広告を表示させてプロモーションを行えるということですね。
昔ながらの看板広告「京セラドーム大阪」
「京セラドーム大阪」に貼られた一般的な看板広告を撮影した動画です。デジタルサイネージでなくとも、掲載する場所次第でプロモーション効果は充分に期待できるでしょう。
偶然か仕込みか?自動車メーカーの面白プロモーション!
ラストは海外から、自動車メーカー「KIA」による新型CERATOのユニークなプロモーション。動画として撮影されたこの会場はオーストラリアのシドニーにあるサッカースタジアムのようです。
スクリーンに様々な人物が映し出されるなか、ある男性が映った時に3万人の観衆から一斉にドッと笑いが起こります!ちなみに字幕の訳は「新型CERATOの車内では、彼はこのような居心地の悪い思いをすることはないでしょう」。
スタジアムでのプロモーションで成果を得る
そのスタジアムの仕様にもよりますが、「KIA」社のようにストーリー性のあるプロモーションを行うのも1つの手段です。
また、そのスタジアムで行われる競技やイベントなどによっても広告効果は変動するため、事前に理論づけて戦略を練っておくとよりプロモーション効果は高まるでしょう。例えば、高校生がたくさん来場しテレビでも放映される甲子園球場では大学関連の広告が急増しているようで、その効果の大きさを物語っています。