電気自動車、自動運転など日々進化を続ける自動車業界。その先頭を走っている企業として話題なのが、テスラモーターズ。日本ではあまり知られていませんが、あのAppleやGoogleの社員も転職したがっているほど、優れた技術力を持つ最先端の自動車企業なんだとか。今回は動画を交えながら同社についてご紹介。テスラモーターズによってこれからの未来が大きく変わるかも!?
テスラモーターズとは
テスラモーターズは2004年創業のアメリカの新興自動車会社。2008年には、スポーツカー仕様の電気自動車「テスラ・ロードスター」を販売し、アメリカで400万台以上の大ヒットとなりました。日本のトヨタ自動車やドイツ・ダイムラーが電気自動車技術で提携を結ぶほど、燃費やメンテナンス性、そして環境性能に優れた車を生み出す優れた技術力を持っています。同社のフラグシップモデルセダン「モデルS」の燃費はトヨタ・プリウスの2倍!2009年以降はカリフォルニア州シリコンバレーに生産拠点を置いています。
90秒の工場見学
こちらはそんなテスラモーターズの工場の紹介動画。工業用ロボットが所狭しと立ち並ぶ、未来的な工場です。もちろん工場の駐車場には電気自動車の充電機が全ての区画に設置してあります。
テスラモーターズが力を入れる「自動運転」
テスラモーターズはいま世界中の自動車会社が力を入れる、自動運転システムの開発にも取り組み、なんと2016年1月には日本販売モデルも含め、「モデルS」全車で自動運転機能が可能になるソフトウェアアップデートを実施!高速道路のレーン内における自動走行、進路変更の意思表示をした際の自動レーンチェンジ、そして自動駐車の3つの機能が搭載されています。今後は完全自律運転機能の実現を目指し、開発を続けていくとのことです。
今年の1月に、日本でも公道運転が解禁!
これまで日本販売モデルでは除外されてきた自動運転機能ですが、上述の通り
国交省の認可を受け、2016年1月より日本でも搭載されることに。つまり、日本の公道で自動運転が可能になった、ということになります。現状の機能では高速道路のみですが、ゆくゆくは一般道でも可能になっていくかもしれませんね。
こちらは実際に走っている人の動画。アクセルやブレーキだけじゃなく、ハンドルも車がコントロールしてくれます。車線変更もウインカーを出せば自動で実施。ちょっとドキドキしてしまいますが、これはすごい!
今後、完全自律自動運転が実現すれば、ヒューマンミスによる交通事故の減少や24時間流通が可能になるなど大きな社会の変化が考えられます。一方では安全性に疑問を呈す声もあり、そういった理由からテスラ社の車の導入が遅れたことから、日本での実現は遅れそう。今後の動向に注目です。
■ 関連記事
●いま「キャンピングカー」がアツイ!紹介動画を見ればワクワクすること間違いなし!