NYやヨーロッパに比べると、東京の街並はゴミゴミした印象であか抜けない・・・なんて思ってる方もいるかもしれませんが、実は切り口や見せ方次第!今回ご紹介する動画をご覧いただけば「東京ってカッコイイかも!なかなか絵になるじゃん!」なんて東京に対するイメージが変わるはず。
さっそく東京が舞台になったMVや映像をお届けしましょう。撮影技法や加工、音楽との掛け合わせかたなど、動画制作に役立ててみてはいかがでしょうか!?
築地も登場!?4億回以上再生された、Clean Banditの『Rather Be』
Clean Banditを直訳すると「清潔な盗賊」、そのまんまをタイトルにしてる辺りから彼らの日本贔屓がうかがえます。イギリス発のヒット曲と築地市場など東京の風景が交差する、なんとも不思議なミュージックビデオ。動画再生回数は4億回以上をカウントしてますから、それだけ世界中で東京が見られているってことですね!
曲のタイトルにも注目!アヴリル・ラビーンの「Hello Kitty」
ロック・プリンセスと称されるアヴリル・ラビーンが「カワイイ」にはまった曲、その名も「Hello Kitty」。現地アメリカでは差別的という意見もあったらしいのですが、MVを見る限りキティちゃんや原宿を純粋に楽しんでいる様子で、彼女に罪はないのでは・・・。むしろハローキティを音楽にできちゃう才能と可愛さでゆるしてあげてほしいですね!
AlunaGeorge『 I’m In Control 』
池袋の雑踏のど真ん中で無心にダンスするアジア女性に目が釘付け・・・。ロンドン発の男女デュオAlunaGeorge(アルーナジョージ)が世界的人気を誇るワックダンサーIBUKIをフューチャリングしたMVをどうぞ。途中でラーメン屋さんが背後に映ってるのが妙に笑えたり、加工し過ぎない映像とアーバンダンスとの対比がクール。
舞台は六本木!will.i.am『#thatPOWER ft. Justin Bieber』
アメリカのアーティストwill.i.am(ウィル・アイ・アム)がMVの舞台に選んだのは東京。映像処理の技術や独自のセンスが加わると、六本木や新宿がこんなに近未来的に映るんですね。多彩な活躍が目立つ彼は、昨年開催された福島でのライブイベントに出演するなど日本に好意的。ぜひ東京の他のエリアも挑戦してほしいです!
渋谷の夜が舞台!Xin Seha『Timeline』
韓国人クリエイターXin Seha(シンセハ)の新曲MVは渋谷が舞台。彼の80’sダンスミュージックへの憧憬が、80年代音楽シーンの足跡が残る渋谷と時空を超えて共鳴しているのかも。アジアと東京を掛け合わせると、ちょっとレトロな雰囲気になるようですね。
東京をMVの舞台に選ぶ海外アーティストは、日本や東京が本当に好きなことが動画を見ると伝わってきたのではないでしょうか。同じ東京の中でも、各アーティストの出身国によって選ぶ街やシーンがちがうところが、視点や感性のギャップを感じられて面白いですよね。お気に入りのアーティストや洋楽をいろいろ聴き比べながら、東京の魅力を再発見してみてください!
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