世の中には私たちが知らない楽器がたくさんあります。その国では当たり前でも、日本人である私たちにとって馴染みのないものって意外と多いです。
今回は、知ってるだけでカッコイイ!世界の変わった楽器とその演奏動画をご紹介します。今日得た知識を明日ひけらかそう。
シタール(インド)
シタールは北インド発祥の弦楽器。インドでは伝統的な楽器とされており、インド音楽やインドポップスなどさまざまなジャンルで多用されています。また、世界を代表するギタリストのジミー・ペイジやビートルズのジョージ・ハリスンなども使用したことから欧米のロックファンの間では有名な楽器なんだそうです。日本でもTHE ALFEEの坂崎幸之助やDir en greyのギタリスト(薫)などが演奏できるそうです。
素人の私たちでも、一瞬聴いただけで「インドっぽい!」とわかるような独特の音色です。思わず瞑想したくなりますね。
ニッケルハルパ(スウェーデン)
ニッケルハルパはスウェーデンの民族楽器。バイオリンのような弓を使って演奏します。誕生したのは1350年とされており、何度か改良は重ねられたもののかなり古くからある楽器。20世紀には有名なニッケルハルパの演奏者が再び広めようと積極的に活動したものの、1960年代以降は人気が衰えているんだとか。
そんなときこそWeb動画の出番。生演奏やテレビで披露されることは少ないですが、YouTubeなどにたくさんの演奏動画が公開されています。バイオリンともまた違った、力強い音ですね。
テルミン(ロシア)
テルミンはロシアで誕生した、世界初の電子楽器。驚きなのは演奏方法で、楽器に手を触れず空中で手を動かすことで音高・音量を調節するところ。専門の演奏者は少ないものの熱心なファンが多いそうで、シンセサイザーのパイオニアであるモーグ社でもテルミンの開発と販売を行っているんだとか。
日本ではAtsushi Kawaguchiさん、嘉田勝(かだ まさる)さんがテルミン演奏者として活動を行っています。この世で最も不思議な楽器といっても過言ではないテルミンの演奏動画はこちら。
ハピ・ドラム(アメリカ)
ハピ・ドラムは2008年に北アメリカで誕生した楽器。ペンタトニックといわれる5音階のチューニングなので、誰でも直感的に音を奏でられる新感覚の楽器。コツは、何も考えずただただ直感的に叩くこと(プロは違うと思いますが)。これを買える店舗は少ないそうですが、中古であればAmazonなどで購入できるそうです。
世界の珍しい楽器特集、いかがでしたか。動画をシェアしたり、「この楽器知ってる?」なんて直接自慢してみてはいかがでしょうか。
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