引き続き、YouTubeのVSEO対策をご紹介します。
前回までの記事は、こちらから
第1回目の記事はこちらから:【YouTube活用基礎】YouTube運用とは?
第2回目の記事はこちらから:【YouTube活用基礎】YouTube定常運用とは?
第3回目の記事はこちらから:【YouTube活用基礎】YouTube不定期運用とは?
第4回目の記事はこちらから:【YouTube活用基礎】YouTubeその他の運用とは?
第5回目の記事はこちらから:【YouTube活用基礎】YouTubeのVSEOとは?
第6回目の記事はこちらから:【YouTube活用基礎】YouTubeのVSEO対策“タイトル”について
今回はVSEO対策で重要な“説明文”についてご紹介します。
説明文とは、動画のタイトル下部に表示される動画の内容等を説明している文章のことを指します。説明文は、YouTubeVSEO対策の中でも特に自由に記述できるスペースであり、企業のYouTube戦略によって、どのような内容を記述すべきか変わってくる重要な場所です。
それでは早速、説明文の事例や、具体的にどのような説明文にするとVSEO対策において効果的かを見ていきましょう。
効果的な説明文の付け方とは?
YouTubeの説明文を作成する際は、惹きのある文章だけではなく、YouTubeで検索されることが予測されるその動画と関連するキーワードを使って書いていく必要があります。
前述したとおり、説明文は、アノテーションやカード以外で外部リンクを貼ることができる貴重な場所です。動画の説明だけではなく、FacebookアカウントやWEBサイトへのリンク等、動画やプロモーションの内容に応じてリンクを貼ることも重要です。
ポイント
・動画概要説明の1行目は検索時に表示されるので、ユーザーが検索するであろうキーワードを交え、動画の内容がわかる表現を意識する。
・説明文で動画の内容が全てわかってしまい、視聴されなくなることを避けるため、動画の内容に関する説明は極力使わない。(なるべく動画のタイトルで内容を表現する)
・動画単体からYouTube外へのリンクを貼ることができないので、企業などへの関連サイトリンクは動画説明文に記載する。
・ブランドサイト、Social Mediaへのリンクは記載する。
事例の紹介
それでは具体的に、説明文の事例をご紹介していきます。
事例①
篠原涼子「いつでも新鮮 しぼりたて生しょうゆ」CM ステーキ篇 15秒
キッコーマンのいつでも新鮮しぼりたて生しょうゆのCM動画です。実際の説明文をご覧いただければわかりますが、動画を視聴してみたくなるような惹きのある文章で簡潔にまとめられています。また、動画に関連するキーワードである「篠原涼子、キッコーマン、いつでも新鮮 しぼりたて生しょうゆ、ステーキ」が入っており、しっかりとVSEO対策もされています。なお、ここでは関連するWEBサイトやSNSのリンクも書かれていますね。
企業の動画を見る視聴者は、その企業のお客様になる存在。丁寧な説明文を記述する傾向があるようです。
事例②
Pepper(ペッパー)としゃべってみた!
YouTuberでお馴染のヒカキンさんの動画の説明文はどのような文章なのでしょうか。ヒカキンさんの事例は例外で、動画の説明文は入っていません。しかし、ヒカキンさんのWEBサイトとSNSのリンクなどを多く記述しています。
あえて動画の内容を説明文では紹介せず、サムネイルやタイトルで動画の内容を紹介することも可能です。ヒカキンさんのようなYouTuberとなると、タイトルやサムネイルだけでインパクトがあり、視聴者を惹きつける要素が十分にあります。このように説明文では、視聴者がファンとなって継続的に情報を届けられる仕組みを作ることに重きをおく場合もあります。
2つの異なる説明文の事例から、アップロードする動画やYouTubeチャンネルによってVSEO対策の方法が違ってくることがわかりますね。
説明文は、YouTubeチャンネルや動画のコンセプトにも左右されるかもしれませんが、基本的には、検索されやすいキーワードや企業や動画と関連するリンクの両方を最低限入れておくとよいでしょう。
今回は、YouTubeのVSEO対策における“説明文”ついてご説明しました。次回は、“タグ”のVSEO対策についてご紹介します。
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