日本人のDNAに組み込まれていると言っても過言ではない「温泉」。寒くなるとやっぱり行きたくなりますよね。日本には、至るところに絶景の臨める温泉があります。そこで今回は、定番から秘湯まで、あらゆる絶景温泉をまとめました。
名前も景色もインパクト大。山梨県の名湯
ほったらかし温泉の絶景
山梨県甲府市には、富士山を望む名湯があります。その名も「ほったらかし温泉」。宣伝もサービスも無く、勝手に楽しんでいただこうという願いを込めてネーミングされたのだとか。高い位置にある露天風呂からは富士山周辺の雄大な景色が一望でき、入浴しながら日の出も夜景も楽しめます。もちろん夜景は、晴れていれば満点の星空が一面に。首都圏からのアクセスも良好なので、週末旅行に訪れてみては。
関西圏の型はこちら。一面の銀世界に囲まれ入浴を
くらま温泉 雪風景
京都の市街地から車で一時間走ると、そこは山に囲まれた静かな雰囲気に一変します。ここ鞍馬は、夏も避暑地として有名な観光地。冬は雪見温泉が楽しめる非日常空間です。春ならお花見入浴も実現。どんなシーズンにも自然を満喫できる露天風呂です。
崖の上の温泉で海を独り占め
【丹後半島】海遊旅館 絶景露天風呂と日本海
こちらも京都の奥地。京丹後市、リアス式海岸が美しいエリアの絶景露天風呂です。この温泉はなんと断崖絶壁に位置しており、眼下には一面の日本海。高所恐怖症でなければぜひチャレンジしたい、日本でも非常に珍しい温泉です。
「坊ちゃん」の舞台である観光地
道後温泉 ~一度は行きたい日本の絶景~6
露天風呂ではありませんが、湯上りの建物から見下ろす街の風景が絶景な温泉をご紹介します。愛媛県は松山市、夏目漱石の小説「坊ちゃん」で知られる「道後温泉」、日本有数の観光地です。実は道後温泉の歴史はさらに古く、「万葉集」にも登場する古代より伝統の温泉でもあるのです。道後温泉の本館は建物にも注目。近代和風建築。国の重要文化財にも指定されている街のシンボルです。こだわりの建物を隅から隅まで探検するのも面白いと思いますよ。
世界遺産の温泉は、「滝」
【北海道の絶景】Kamuiwakka Hot-Waterfall 世界自然遺産 カムイワッカ湯の滝 2012
北海道、知床の絶景は、世界遺産にも登録された「カムイワッカ」。滝自体が温泉となっている、日本でも珍しい秘湯です。秘湯とはいえ、世界遺産に登録されてからは観光客が殺到。入浴に行く際には水着着用をおすすめします。
春になっても大丈夫。新潟の雪見温泉
新潟県の秘湯〜笹倉温泉〜ゴールデンウィークでも残雪残る、絶景雪見風呂
こちらは新潟県の笹倉温泉、春になっても残雪が残るほど山深い地にある秘湯です。動画では温泉に辿り着くまでの道中も撮影されているので、旅行のシミュレーションにもなりそうです。
日本といえばこのイメージ?猿の入浴シーン
地獄谷野猿公苑 温泉お猿の癒し
お猿が雪の中露天風呂に入るシーン、一度はテレビや漫画で見たことがあるのでは?世界唯一のこの有名な光景は、長野県で見ることができるのです。ここ「地獄谷野猿公苑」は野生のニホンザル保護を目的とした公苑。人間や一緒に入ることができませんが、見るだけで心が温まる癒しの光景が拝めます。本当に温泉に入りたくなったら、公苑周辺の地獄谷温泉街へ。人間用の温泉がたくさんあります。
なんとカピバラも温泉に。
那須どうぶつ王国 カピバラ雪見露天風呂
那須どうぶつ王国では、なんとカピバラが雪見風呂に入る様子が見れるのです。地獄谷の猿ほどの歴史はありませんが、カピバラが温泉に入っているのもおそらく世界でここだけ。ただしこの動物王国は、雪の降る冬期の営業は土日のみなのでご注意を。
いかがでしたか。動画を観て温泉気分に浸り、心を温めていただきたいと思います。