【YouTube活用基礎】YouTubeの機能をご紹介！公開・限定公開・非公開について

前回まで、『運用の基礎』と『VSEOの基礎』をご紹介しました。今回からは、基本的なYouTubeの機能についてご紹介していきます。

 

前回までの記事は、こちらから

第1回目：【YouTube活用基礎】YouTube運用とは？

第2回目：【YouTube活用基礎】YouTube定常運用とは？

第3回目：【YouTube活用基礎】YouTube不定期運用とは？

第4回目：【YouTube活用基礎】YouTubeその他の運用とは？

第5回目：【YouTube活用基礎】YouTubeのVSEOとは？

第6回目：【YouTube活用基礎】YouTubeのVSEO対策“タイトル”について

第7回目：【YouTube活用基礎】YouTubeのVSEO対策“説明文”について

第8回目：【YouTube活用基礎】YouTubeのVSEO対策“タグ”について

 

第9回目は、YouTube動画の『公開』、『限定公開』、『非公開』についてです。

YouTube動画の公開、限定公開、非公開とは？

YouTubeでは、動画の公開範囲を設定することができます。例えば、自分だけだったり、またはリンクを知っている人だけだったり、それともすべての人がアクセス可能な状態にすることが可能です。それでは、もう少し詳しくみていきましょう。

限定公開：動画のURLを知っている人だけがアクセスすることができる設定

限定公開動画はチャンネルの [動画] タブには表示されません。また、限定公開動画が公開再生リストに追加されない限り、YouTube の検索結果にも表示されません。

 

YouTubeのアカウント(Google+のアカウント)を共有していない人にも、限られた人だけ見せたい時には、便利な設定になります。ただし、URLを公開してしまうと誰でも見ることができてしまうので、取り扱いには注意が必要です。

非公開：自分のみ、あるいはYouTubeのアカウント(Google+のアカウント)を共有している人だけが視聴することができる設定です。

動画はチャンネルや検索結果に表示されず、他のユーザーから見られることはありません。動画URLがわかっていても、そのYouTubeのアカウントでログインしないと視聴することができません。ただし、Google+のアカウントを持っているユーザーや、Google+サークルで共有することはできるので、流出させたくない動画で限られたGoogle+ユーザーとだけ共有したい場合は、この機能を用いると良いでしょう。

 

上記2つの設定ではなく、『公開』の設定にした場合は、誰でも動画にアクセスすることが可能になります。

公開、限定公開、非公開の設定方法

1,動画アップロード時の設定

YouTubeでは、まず動画をアップロードする際に公開範囲を設定することができます。

アップロード画面中央の[プライバシー] のプルダウンから希望の公開範囲の設定を選択してから動画ファイルをアップロードします。

2.既にアップロードされた動画のプライバシー設定を変更する場合

次の手順に沿って操作します。

 

1,該当するYouTubeアカウントログインし、[クリエイターツール]から[動画の管理] の[動画]にアクセスします。

２．プライバシー設定を変更する動画を探して、その動画の[編集] プルダウンから、[情報と設定]を選択します。

３．情報と設定画面の右下にある[プライバシー設定] プルダウンメニューでいずれかの設定を選択します。

４． [変更を保存] をクリックします。

再生リストの公開範囲の設定

あまり知られていませんが、実は動画だけでなく再生リストにも公開、限定公開、非公開の設定があります。チャンネルページ上の再生リストには表示させないが、リンクを知っている人だけに、連続した動画視聴体験を届ける『限定公開』などの設定が可能です。

 

ここで注意すべき点は、前述のように動画自体を限定公開にしていたとしても、その動画を含む再生リストを公開にしてしまうと、限定公開設定の動画も再生リストの中では公開にされてしまうということです。気づかないうちに公開されてしまっていたというようなことがないように注意しましょう。

 

1.該当するYouTubeアカウントログインし、[クリエイターツール]から[動画の管理] の[再生リスト]にアクセスします。

２.プライバシー設定を変更する再生リストを探して、その再生リストのタイトルの下にある地球(公開)や錠前(非公開)などのマークをクリックしてプライバシー設定を選択します。